Shit Robot

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Shit Robot こと Marcus Lambkinはダブリン生れのアイルランド人である。‘92にNYに移り住んだ彼はイーストヴィレッジ周辺のBARでDJを始め、今では伝説となったNYCのクラブ、SAVE THE ROBOTSのレジデンシーを獲得する。ジュリアーニ市長がQuality of Life政策を打ち出し、マンハッタンをクリーンにするまで、最も危険でエキサイティングだったアルファベットストリートに存在した、快楽主義者のための神殿…。キッズは夜はSAVE THE ROBOTSで過ごし、昼は近くのTompkins Square Parkで休み、そしてまた、クラブに戻っていく。ジュリアーニによってクラブが閉められた後、MarcusはDominique KeeganとレーベルPlant Musicを始め、クラブCentro Flyの土曜日と自身のPlant Bar(The RaptureのシンガーLUKEはここでバーテンをしていた)でレジデントパーティを始める。そして、当時UKのThe Faceマガジンをして、「ニューヨークの最もクールで、ラウドなバー」と評されたPlant Barで今では誰でも知る、LCD SOUND SYSTEMこと、James Murphyとチームを組み、Shit Robot partyを始めたのだった。。、2003年にMarcusはPlant を離れ独立、そしてドイツのシュトゥットガルトに移り住み、2006年には初のシングル「Wrong Galaxy」をリリース、その後も「Simple Things」などのヒットトラックをドロップし、ヨーロッパ、全米をLCD SOUND SYSTEM と共にツアーするなど精力的に活動を続け、2010年9月、音楽活動21年目ににして、初となるフルアルバム『From the Cradle to the Rave』を完成させる。レーベルメイトである、ジェームス・マーフィー、フアン・マクリーン、HOT CHIPのアレクシス・テイラーなどのコラボレーターを迎えたこの作品は全般にちりばめられたアナログサウンドと的確なアレンジ、クラシックハウスにインスパイアされながらも美しいアップデートを遂げたトラックの詰まったアルバムとなり、2010年のベストアルバムとの呼び声も高い。すでに、来年に予定されるセカンドアルバムへ向けたプロジェクト「The Green Machine」の第一弾として先行ダブルサイドEP「Teenage Bass/Space Race」を始動させたばかりである。

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